スーツを仕立てる上で最も重要なポイントとなるので、生地選びです。

では、よい生地とはどんな生地でしょうか。

生地には滑らかさ、光沢感、強さ、軽さ、仕立てたときの美しさなど実に様々な要素があります。

そしてそのどれを優先するかによって、「よい生地」の基準も変わります。

しかしあまりにも自由度の高い生地選びの世界で、Holland & Sherry ホーランド&シェリーのビンテージ生地は、「よい生地」の基準を一つ作ってくれるような素晴らしいものです。

上の写真の生地はHolland & Sherry ホーランド&シェリーの中でも珍しい、チンチラとカシミアが混紡されたウーステッドの生地。非常に希少な素材です。

この生地を持ったとき、それほど厚手ではないにも関わらずしっかりとした重量感があることに気づくでしょう。しかもしなやかで上品な光沢感があり、まるで水気を含んでいるかのような落ち着いた風合いを持っています。

こちらはHolland & Sherry ホーランド&シェリーの中でもトップクラスのウーステッド生地 ヴィクトリーを使用したスーツ。シルバーミンクとカシミアが入った、非常に上質なビンテージ生地です。

仕立てたときに美しい生地は、厚手すぎても薄手すぎてもいけません。

ビンテージ生地を探しているときには、重さにこだわりがちです。しかし単に重いだけでは、よい生地ではありません。目付けが良い、というのはその厚さに対して重量がある生地を言うからです。

その点で、Holland & Sherry ホーランド&シェリーのビンテージ生地は非常に優れています。

厚さは平均的な合物と変わりないものでありながら、目が詰まっておりコシがあります。また単に目が詰まっているだけでなく、その原材料が素晴らしいため、英国的なハードな生地のような重量感がありながら、非常に滑らかで上品な雰囲気があるのです。

よい生地を探しているのであれば、まずは春秋冬に着られる平均的な厚さで美しい見た目でありながら、300g/m程度重量のある生地、そして見るからに素材の上質さ感じるものをチェックしてみましょう。

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